こんにちは、MORI(@umezcamp)です。
さてさて、今年からガッツリとアウトドアにのめり込んでいきますよ。同時にアウトドア関連で気になったこと、好きなアウトドアツールのレビューなども強化していきたいなと思っております。
ちゅーわけで年明け一発目のアウトドア関連記事はコレ。ソロキャンパー御用達【エスビット】ポケットストーブについてのレビューですよー。
主に山屋さんたちの必携ツールであるこのポケットストーブ。雪山に持ち込まれたりもするわけだから、かなり強力な火種であることは間違いない!
まぁそれに加えコイツの素晴らしいところは、なんといってもそのお手軽な携帯性。おっと、そんなところも含めつつ、まとめていきたいと思いまーす。
エスビットポケットストーブ最大の武器!優れた携帯性
まずはこの写真をご覧ください。
なんといってもエスビットポケットストーブの最大の武器といえば、このように片手で持てるくらい軽く、コンパクトである優れた携帯性にあります。
え?これだけじゃないよね?五徳やら燃料やらはどうなってるのって?ふふふ。コイツをぱかーっと開けばほれこの通り。
開けばそのまま五徳となり、この上に鍋とか置ける。でもって中に入ってるこのオレンジのヤツが、付属の固形燃料なわけですね。
エスビット専用固形燃料について
ちなみにこの燃料、スタンダードなやつで小さいのが20個入ってて、ミリタリーなやつは大きいのが6個入ってるという仕様です。
- 小さいほうの燃料
- 大きいほうの燃料
どちらが良いかは用途によって違うと思いますが、外形の箱の大きさはどちらも同じ。なのでちゃんとどちらも本体(ポケットストーブ)に箱ごと収まります。
まぁ大きいほうはミリタリーという名前の通り、本格的なアウトドアシーン(それこそ山とか冬とか)での使用を考えられてのものだと思うので、キャンプ場でソロキャンプとかに使うのであれば、小さいほうのスタンダードでOKかなと。
焚き火や炭起こしの火種にもなるしね。ミリタリー使ってそういうのの火種にするのはかなりもったいないからw
本体は五徳として使える
燃料はそんな感じなんですが、肝心の本体について。本体はぱかっと開くとそのまま五徳として使えます。この通り。
中央のくぼみに固形燃料を乗せ(スタンダードなら2個乗ります)、この上にお鍋なんかを乗っけることができるわけです。
結構頑丈なんですが、あまりにも重いもの乗っけると潰れちゃうのご注意を。せいぜいソロ用の湯沸しか、ソロ用のご飯焚きくらいですかね?
余談ですが、ポケットストーブを開いたときのこのゴツゴツとした武骨な感じがめっちゃ好きw
エスビットは何分でお湯が沸く?
さて、ではいよいよ本題ですね。エスビットポケットストーブは何分でお湯が沸かせるんでしょうか?
ここでは500ccの水を、
- 外気温10℃のお外で
- 風防の有り無し(必要性)を調査しつつ
- 他の火種(燃料)とも比較して
実験してみたいと思います。
外気温約10℃で実験
まずは自宅の庭(外気温約10℃)で500ccのお水を普通に沸かしてみました。さて、何分でお湯になったのでしょうか?
おっと大事な説明忘れてました。使用したクッカーはスノーピーク(snow peak)ソロセット焚です。
隣にスマホ置いてるのは、何分でお湯が沸かせるかタイマーとして使用するため。で、結果は・・・
なんと16分16秒!
ちょ・・・。かかり過ぎじゃね!?
ちなみにお湯が沸いたか沸いてないかの判断は、鍋底の気泡が1個浮かんできた時点で「沸騰」としました。(温度計見当たらず・・・サーセン。)
途中固形燃料が燃え尽きそうになったので、その度にピンセットで一個ずつ追加。結局プラス3個を使い、合計5個消費しました。もったいねー。
つーか16分て・・・。カップヌードルを順番に作っていっても5個もできてしまうくらいの遅さですよコレ。参ったなぁ。
周囲を風防で囲って再チャレンジ
では次に、こいつの周りを風防で囲って再チャレンジしてみます。この日は特別風が強かったわけではないんですが、まぁユラユラと炎が揺れてたときもあったんで、少しは影響があったのかなと思いつつ。こんな感じ↓
この風防はユニフレーム製のコチラのヤツを使いました。
さてさて結果は・・・?
左下のスマホの示すタイマー、見えますか?拡大しましょう。
4分23秒!!
およそ12分も時短できました。
使用した固形燃料も追加分はたった1個だけ。すなわち計3個ですみました。うーん経済的!素晴らしいコストパフォーマンス!
うん、これもしかして・・・エスビットポケットストーブ使うんなら、風防って必需品なんじゃねーの?結論っぽいけどコレ。
他の燃料との比較
では最後に、他の火種との比較。ここでは、いずれもソロキャンパー御用達ツールである、
- エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ
- プリムスP-153ウルトラバーナー
の二つでも、同じように500ccの水を何分で沸かすことができるのかを調べてみましたよ。
エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブで湯沸し
こちらも山屋さんの必携ツールですね。エバニューのチタン製アルコールストーブ。チタン焼けがかっちょいい!個人的に大好きです。
こんな感じで専用の五徳と組み合わせて使用しました。結果は・・・
5分11秒!
風防無しでこの早さ。液体燃料強し!ちなみに風防有りで試してみたところ、
4分21秒!
風防有りのポケットストーブ使用とほぼ同タイムですね。結論としては、アルコールストーブ使用なら、風防はそこまで必要じゃないみたいってとこかな?
プリムスP-153ウルトラバーナーで湯沸し
最後にコレ。プリムスP-153ウルトラバーナーで湯沸し。最強湯沸し器ですね。正直言って反則ツールですね。
P-153についてはいろいろ書いてますので、もしご興味があればコチラも合わせてご覧ください。
さてさて、この最強ツールはいったい何分で500ccのお湯を沸かすことができたのでしょうか?
結果はコレ!
なんと痛恨のピンボケ!!スマホの画面が良く見えません。これはなんという大失態。ちなみにタイムは1分59秒でした。さすが次元が違うわ。
そうそう、ガスカートリッジを使用してお湯を沸かしたり料理をするときは、風防で周囲を囲うのは厳禁です!輻射熱により、ガスカートリッジが熱を帯び、爆発等の危険な状態になる可能性があるため。
ということでこちらは風防有りの結果はございませんのであしからず。
【まとめ】エスビットの強み!優れた携帯性とコストパフォーマンス
そんなわけでまとめてみます。
風防は必須!コストパフォーマンスにも影響
エスビットポケットストーブを使用する際は、ユニフレームウィンドスクリーン等の風防は必需品です!正直、風防が無いとお話になりませんでした。
風防無しでは実験の通り、消費する固形燃料も無駄に増えてしまいます。風防有りきで使用すれば、コストパフォーマンスに優れた火種であることは間違いなし!
最大の強みは優れた携帯性
そしてやはりコイツの最大の強みは、軽さとコンパクトさを兼ね備えた優れた携帯性にあります。
なるべく荷物を少なくしたい登山や、バイクツーリングなどの携帯性重視のソロキャンプでの火種としては、最強ツールであることは疑いの余地無しだと思いますね。
ということでエスビットについてのまとめ、いかがだったでしょうか?まだまだ他にも沢山のアウトドアツールを隠し持っておりますので、今後もどんどんご紹介させて頂けたらなと思います。
以上、MORI(@umezcamp)でした。